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医療保険・60歳払いと終身払い
医療保険の60歳払いと終身払いであれば
終身払いの方がおすすめです。
ここ最近の医療保険はほとんど終身保障タイプです。
終身保障とは読んで字の如く
契約を続けている限り一生涯、保障が続きます
と言う意味です。
当サイトで紹介している医療保険も
全て終身保障タイプの医療保険です。
そしてこの終身医療保険を設計する上で
どこの保険会社でも決めなければいけないことがあります。
それは払込期間です。
払込期間には2種類あって
・有期払い(60歳払い、65歳払い、10年払い など)
・終身払い
医療保険を検討する上で意外と大事なところです。
例えば60歳払いの有期払いと終身払いで比較してみます。
具体的に掛け金を見た方が分かりやすいので
下の表を見て下さい。
☆オリックス生命の医療保険
新CURE<三大疾病無制限プラン>
<設定条件>
男性
日額5,000円、先進医療特約
特定疾病保険免除特則なし
月払保険料
年齢 |
60歳払い |
65歳払い |
終身払い |
30歳 |
2,276円 |
2,022円 |
1,582円 |
35歳 |
2,866円 |
2,492円 |
1,842円 |
40歳 |
3,832円 |
3,171円 |
2,187円 |
45歳 |
5,424円 |
4,204円 |
2,622円 |
50歳 |
8,671円 |
5,902円 |
3,172円 |
55歳 |
17,869円 |
9,202円 |
3,852円 |
60歳 |
*** |
18,779円 |
4,677円 |
60歳払い、終身払い、おすすめは?
上の表を見ると当然60歳払いの方が
65歳払いより掛け金が当然高くなりますし、
65歳払いは終身払いより
当然掛け金が高くなります。
要するに掛け金を払う期間が長ければ長いほど
掛け金が安くなります。
ただその代わり60歳払いにしておくと
60歳以降の支払いがなくなります。
平均寿命80歳までにいくら払うのか計算すると
<60歳払い>
30歳男性・・・月払い保険料2,276円
2,276円 × 12ヶ月 × 30年(60歳までの30年間)
= 819,360円(約82万円)
<終身払い>
30歳男性・・・月払い保険料1,582円
1,582円 × 12ヶ月 × 50年(80歳まで5の30年間)
= 949,200円(約95万円)
なので若い方だと
「60歳払いの方がいいんじゃないかな」
と思われるかもしれません。
ただおすすめは終身払いです。
なぜかと言うと
30歳で入った医療保険を果たして80歳まで続ける??
という疑問があるからです。
医療保険は医療技術の進歩に伴い、どんどん新しくなっています。
現に最近では当たり前になってきた「先進医療特約」、
10年前にはありませんでした。
要するにいったん医療保険に加入してもその後、
新しい商品が出てきたら切り替える可能性があります。
と考えるとあえて高い60歳払いを選ぶ理由もありませんよね。
実際、40年も50年も前に入った医療保険を
今でも続けている人は多くはありません。
医療保険は将来のわからないものにお金をかけるもの、
どう転んでも良いように用意するのもポイントの1つです。
とは言っても医療保険に正解はないので
「どうしても60歳で支払いを終えたい!」
と言う方は60歳払い、
もしくは65歳払いなどを選んでも良いと思います。
あなたが仕組みをしっかり理解した上で選んだものが
正解ですから。
具体的にはFPに相談して
設計書の掛け金を見ながら検討するのが良いでしょう。